結論から言うと、シロアリ駆除にとってベストな時期というのはありません。それは、シロアリが冬眠せずに1年中活動する昆虫だからです。

しかし、厳密にいうとシロアリ駆除に向いている時期が全くないわけではないのです。駆除業者によっては毎シーズンごとにセールストークを変えて、「この時期はシロアリが活発に行動するから駆除しやすいですよ」、「今はあまり活発でないから駆除に最適です」などと勧めてきますが、必ずしも間違いではありません。

例えばシロアリの羽アリは4~7月頃に活発に飛ぶため、羽アリを見かける機会が多く駆除しやすいと言われています。また、羽アリが出やすい時期として覚えておくことで、この期間は羽アリが出ていないかこまめにチェックでき、駆除を依頼しやすくなるでしょう。

また、

  • 新築から5年経過
  • 前回シロアリ駆除、予防工事をしてから5年経っている
  • シロアリ駆除後の保障期間が過ぎた
  • シロアリの羽アリを見つけた

などのタイミングがシロアリ駆除のベストな時期とも言えます。被害に気付いたら今すぐに対応し、それ以外の場合は最低でも5年ごとに駆除・予防するようにするといいでしょう。

駆除にかかる時間

方法別に平均的な時間についてまとめてみました。

ここでは一般的な駆除方法である、

  • バリア工法
  • ベイト工法

という2つの工法で作業時間を比較しています。

工法 15坪程度の住居の場合 20坪程度の住居の場合
バリア工法 約5時間 約7時間
ベイト工法 約2時間 約4時間

あくまでも作業時間の目安です。準備や片づけにも時間はかかりますし、天候や被害状況によっては倍以上の時間を要することもあります。

効果が出るのはいつ?

工法によって効果の出方は違います。

バリア工法では薬剤を注入したり散布したりしてシロアリを殺し、新たな侵入を防ぐため効果はすぐに出ます。しかし、ベイト工法では薬剤を含んだエサを利用して巣ごと駆除するという方法なので、効果が出るまでに時間がかかります。大体2,3か月ほどはシロアリを見かけることがあるかもしれませんが、徐々に減っていくでしょう。

効果が持続する期間

現在シロアリ駆除に使用されている薬剤は、人体に影響を及ぼさないように強すぎる成分を含んでいません。そのため、

効果が持続するのは約5年

と言われています。

一度シロアリ駆除をしても、最低でも5年ごとに点検をするのが一般的ですが、効果が切れる時期だからなのです。また、駆除業者で駆除後5年間は保証期間を設けていることが多く、もしその期間内にシロアリが発生してしまうことがあれば無料で駆除してもらえたりします。保証についてあらかじめ確認しておくといいでしょう。

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